三宅健さんに想いを馳せると。2022
7月2日、三宅健さんのお誕生日である。
私は今日、絵を描いた。
お誕生日を祝うにあたり、日ごろの感謝を何か形にしたくって、不器用ながらにスケッチブックを埋めてみた。
普段絵を描かないのだから絵心なんて皆無。当たり前だが巧くは描けない。
そして写真も壊滅的に下手なのである。だから願いを込めて書き込んだことはほとんど伝わらないかもしれない。
だから、ちょっとだけ言い訳をさせてほしい。
絵に補足とか言い訳とかってめちゃくちゃカッコ悪いけど。
補足というよりは、制作後記みたいなものとして、書き残しておこうと思います。
*
自分なら、健さんのお誕生日への祝福の気持ちをどう表現するだろう、と、1か月近くずっと考えていた。
で、描こうと思った。
テーマは【この1年に届けてくれたもの】
昨年の今日から今年の今日までの丸1年、どんな時間を共有してくれたのか、記憶に思いを巡らせた。
たくさんたくさんあった。
記憶力は悪くないと自負しているので、スケッチブックを開いて描き始めたら、入れたいことが頭に溢れてしょうがなかった。
しかしながら、描きたいと思う程記憶に強く残っていることは、(画力の限界も大いにあるけれど、)実はそのほとんどを視覚的に表すのが不可能だった。
この1年私は健さんの何を見てきたのだろう。ちょっとへこんだりもした。
たくさんの姿を見せてくれたはずなのに。
笑った姿。カッコイイ姿。真剣な姿。思案する姿。嬉しそうな姿。
私が体験したのは何だったのか。私の中にある健さんは、どうなのか。
この1年。
見ればかっこいい。それはそう。
耳から感じる健さんも最高に素敵だった。たくさん歌ってくれたし色々とお話ししてくれた。
健さんのお気に入りの食べ物も教えてくれましたね。同じものを食べてみて、「これが好きなんだ」と勝手にニコニコした。
手元に届くグッズ、そしてCDやDVDには、手にした人しか分からない触り心地にどれほど深く感動したか分からない。
オードパルファムセット『Remember your love』には本当に驚いた。香りは長く記憶に残るというけれど、少しの間でも手元に置いておけるなら、きっとこの香りはずっと記憶と結びつき続けるのでしょう。
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚。文字通り五感で、この1年の健さんの姿は私の記憶に残っている。
どおりで絵にするのが難しいわけだ。
しかしながら、最も描き表して感謝すべきは、健さんの溢れる心遣いに深く暖かく多く触れさせてもらえたことなのではなかろうか。五感で感じたことたちの全ての根底にある、心遣いに。
にこ健、健ラヂ、V626Twitterでの代理メッセージ、Instagram(瞬間電報健)、他にもたくさん。
とにかく多くの媒体でメッセージを届け続けてくれた。ご自身がその時何を思っているのかを素直に話してくれて、ファン側の意向を感じようとしていた時もあったし、どこまでも健さんにはお見通しだった。
嬉しかった。見通されるほどの存在になれて。
楽しかった。今まさにこの世界のどこかに実在して、きっと頭をひねっている健さんに何が伝えられるだろうと私も頭を少しばかりひねったりもした。
もっと目に見えないことじゃないか。絵にするはほぼ無理だわ。
だから、記憶に残っている“こと”を、届けてくれた“もの”に託した。
代理ツイート、#瞬間電報健、ツアーグッズにパールネックレス、アドベントカレンダー仕様のパッケージ、MYFC、クリスマスの雪だるまちゃん、そして言葉。
背景が空と緑なのは、にこ健での天気にふれた書き出しが好きだから。今日は晴れていた、その記録として。晴れた外の景色を背景に写真に収めた。
勿論、全てを託すことはできていない。もどかしい。だからこんな長い言い訳を書いたのだ。
もしもこの拙い絵と文章を健さんが見てくれているのだとしたら、下手だと笑って欲しい。言い訳するのはもっとカッコ悪いねって笑って欲しい。
でも、受け止めようとした人がここにいた偽らざる証だと思って見て欲しい。
言い訳の最後を要求で締めるなんて最高にカッコ悪いですね。
改めまして、お誕生日おめでとうございます。
どうか末永く健やかで。不束ではありますが、これからもどうぞよろしくお願い致します。
2022.07.02 どぅーぶる